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あなたの職場でも始めよう がん治療と仕事の両立支援

税込価格: 815 円 (本体価格: 741 円)

染谷 由美 著 / 近藤 明美 編集協力

ページ数 / 判型: 76ページ / B5判

2019年8月 9日刊

ISBN: 978-4-7547-2655-3

商品コード : 2917
製造元 : 染谷 由美 著 / 近藤 明美 編集協力
本体価格 : 741
価格 : 815円(税込)
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〜同僚から入院を要する病気であると告げられたら、備えは十分ですか?〜 中小企業にとって「治療と仕事の両立支援」は、ベテラン人材の離職予防、優秀人材獲得のための重要な課題です。本書は両立支援の中でも特に注目されているがん治療との両立を入口に、雇用主に求められる柔軟な勤務制度の整備についてモデル就業規則...

〜同僚から入院を要する病気であると告げられたら、備えは十分ですか?〜
中小企業にとって「治療と仕事の両立支援」は、ベテラン人材の離職予防、優秀人材獲得のための重要な課題です。本書は両立支援の中でも特に注目されているがん治療との両立を入口に、雇用主に求められる柔軟な勤務制度の整備についてモデル就業規則を示して解説しています。私傷病休職制度、失効年次有給休暇の積立制度、在宅勤務制度などを導入する際の留意点について、様々な企業からの相談に基づいた具体的な要点を収録。また、社内運用体制の整備や罹患者のための社会保険給付、罹患者・同僚・人事担当者間のコミュニケーションについても解説しています。貴重な人材を失わないため、できることから始めてみませんか。

主要目次

第1章 がんをめぐる現状--治療と仕事の両立支援を考えるにあたって--
第1節  がんの最新事情
1 誰もがかかりうる病
⑴ がんの罹患者数
⑵ 年齢別のがん罹患率
⑶ 年齢による部位別の罹患数の変化
⑷ がんに罹患する確率
2 がんは、「不治の病」から「治る病」へ
3 入院日数の短縮化と通院患者の増加
第2節  現役世代のがん
1 休職・復職、退職の動向
⑴ 休職・復職
⑵ 退職
2 退職の時期と理由
3 企業が直面する課題
コラム 病気の治療と仕事の両立に向けた両立支援コーディネーターによる支援
第3節  人手不足と雇用情勢
1 定年延長・定年撤廃の動向
2 人手不足社会


第2章 企業に求められること--多様な勤務制度の導入は喫緊の課題--
第1節  企業に求められる治療と仕事の両立支援
第2節  職場環境整備のステップ
ステップ1 経営者による基本方針の策定と従業員への周知
ステップ2 両立を支援するための勤務制度の整備
1 勤務制度導入の手順・全般的な注意点
2 私傷病休職制度
⑴ 私傷病休職制度とは
⑵ 私傷病休職制度導入のメリット・デメリット
⑶ 私傷病休職制度利用中の給与・賞与・福利厚生
⑷ 私傷病休職制度導入の留意点
⑸ モデル就業規則
3 時間単位、半日単位の年次有給休暇制度
⑴ 時間単位、半日単位の年次有給休暇制度とは
⑵ 時間単位、半日単位の年次有給休暇制度導入のメリット・デメリット
⑶ 時間単位、半日単位の年次有給休暇制度導入の留意点
⑷ モデル就業規則
4 失効年次有給休暇の積立制度
⑴ 失効年次有給休暇の積立制度とは
⑵ 失効年次有給休暇の積立制度導入のメリット・デメリット
⑶ 失効年次有給休暇の積立制度導入の留意点
⑷ モデル就業規則
5 私傷病休暇制度(治療目的の休暇制度)
⑴ 私傷病休暇とは
⑵ 年次有給休暇との使い分け
⑶ 年次有給休暇から私傷病休暇への事後振替
⑷ 私傷病休暇制度導入のメリット・デメリット
⑸ 私傷病休暇制度利用中の給与・賞与・福利厚生
⑹ 私傷病休暇制度導入の留意点
⑺ モデル就業規則
6 フレックスタイム制
⑴ フレックスタイム制とは
⑵ フレックスタイム制導入のメリット・デメリット
⑶ フレックスタイム制導入の留意点
⑷ モデル就業規則
7 短時間勤務制度
⑴ 短時間勤務制度とは
⑵ 短時間勤務制度導入のメリット・デメリット
⑶ 短時間勤務制度利用中の給与・賞与・退職金
⑷ 短時間勤務制度導入の留意点
⑸ モデル就業規則
⑹ 短時間正社員制度等の導入の検討
8 在宅勤務制度
⑴ 在宅勤務制度とは
⑵ 在宅勤務制度導入のメリット・デメリット
⑶ 在宅勤務制度利用中の給与・賞与・退職金
⑷ モデル就業規則
ステップ3 両立を支援するための社内体制の構築
1 治療と仕事の両立に関する相談窓口の設置
2 がんに罹患した従業員への対応方法や役割を決めておく
3 がんに罹患した従業員に遵守してもらいたいことをまとめておく
4 産業医等の産業保健スタッフとの連携体制の構築
ステップ4 従業員の意識啓発のための研修開催および両立支援体制の周知
第3節  現場へのフォロー
1 不足戦力の把握・共有
2 超勤増の把握や日頃の業務改善
3 衛生委員会等の活用
第4節  コミュニケーション
1 働き手と上司
⑴ 従業員からの報告
⑵ 情報収集
⑶ 日頃からのコミュニケーション
2 働き手と人事
⑴ 休業措置、就業上の措置および治療に対する配慮の検討と実施
⑵ 勤務制度利用後の本人へのフォローアップ
3 上司・人事と働き手の同僚
4 働き手と同僚


第3章 働き手に求められること--自分らしく働き続けるために--
第1節  健康診断やがん検診の受診の重要性
第2節  罹患時の対応
1 治療と仕事を両立するための患者力を高める
2 会社の勤務制度の確認
3 無理はしない
4 コミュニケーション
第3節  正社員ではない場合
1 契約社員や嘱託社員などの有期雇用契約者の場合
2 派遣社員の場合


第4章 病気の治療と仕事を両立するために利用できる支援制度
第1節  健康保険等の主な給付内容
1 高額療養費
2 限度額適用認定証
3 高額医療費貸付制度
4 傷病手当金
5 障害年金
⑴ 受給要件
⑵ 障害年金の額
⑶ 申請・利用方法
6 介護保険
⑴ 介護保険サービスが利用できる方
⑵ 介護保険サービス利用の流れ
7 介護休業給付
⑴ 支援対象となる介護休業
⑵ 対象者
⑶ 支給額
8 成年後見制度


第5章 相談窓口や公的支援の整備状況
第1節  がん相談支援センター
第2節  東京都社会保険労務士会
第3節  ハローワーク
第4節  総合労働相談コーナー
第5節  産業保健総合支援センター

税込価格: ,800 円 (本体価格: ,741 円)

染谷 由美 著 / 近藤 明美 編集協力

ページ数 / 判型: 76ページ / B5判

2019年8月 9日刊

ISBN: 978-4-7547-2655-3

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