今や福祉においてもマネジメントは、「組織維持のための必須条件」になってきている。...
今や福祉においてもマネジメントは、「組織維持のための必須条件」になってきている。
社会福祉法人経営は、制度改正や介護報酬のマイナス改定などにより、これからの経営基盤を揺るがしかねない極めて厳しい状況となっている。福祉施設経営者にとっては、望むと望まざるとに拘らず福祉経営を戦略的に考え、効率化していくことが要求されている。
本書では、特に戦略立案のための組織の現状分析として、経営分析手法を詳解。「安定した財政基盤を確立」し、「サービス提供の基盤を整備」することの重要性を解説する。その上で、福祉経営戦略の必要性を検証し、その手法としてのBSC(バランスト・スコアカード)の機能及び作成・導入について詳解する。さらに、組織内部の経営体制を整備し、経営基盤を確立し社会への責任(CSR:Corporate Social Responsibility)を果たしていくための、ガバナンスの確立の重要性を指摘、解説している。
福祉施設における厳しい現状と課題を分析・検証し、その解決のための経営戦略の手法を示した比類なき福祉・介護施設関係者必備の書!