平成27年1月からの番号制度の利用開始に向けて、いわゆる「マイナンバー法案」が平...
平成27年1月からの番号制度の利用開始に向けて、いわゆる「マイナンバー法案」が平成24年通常国会に提出されました。
本書では、税務に深く関わる各界の有識者がマイナンバー導入後の税務上の対応や有効な活用策まで徹底討論。さらに、4者それぞれの立場からマイナンバー制度と税務などの今後の展望について解説。マイナンバー制度を理解するための必携書。
特色
平成27年1月からの番号制度の利用開始に向けて、いわゆる「マイナンバー法案」が平成24年通常国会に提出されました。同法案では、マイナンバーを国・地方の機関での社会保障分野の事務のほか、国税・地方税の賦課徴収及び防災等に係る事務で利用することが規定されています。 一方、平成24年2月に閣議決定された「社会保障・税一体改革大綱」においても、「社会保障・税番号制度の導入をにらんで、給付付き税額控除の導入に向け検討を進める」ことなどが盛り込まれています。 本書の第1部では、マイナンバー制度の導入とその税務に深く関わる各界の有識者が、今後の税務上の対応や有効な活用策まで徹底討論。第2部では、討論に参加した4者それぞれの立場からマイナンバー制度と税務などの今後の展望について解説した「特別寄稿」を掲載。巻末には「参考」として「マイナンバー法案」の概要及び要綱を掲載したマイナンバー制度とその税制への影響を理解するための必携書です。
主要目次
はじめに
第1部
【座談会】番号制度で税制はこう変わる!
社会保障・税共通番号制度の導入に関する総論〜それぞれの立場から
税務上の問題〜番号制度の導入によって法定調書制度がどう変わるのか、変えていくべきか。
その他〜社会保障・税一体改革という観点から社会保障も含めた活用の方法
第2部
【特別寄稿】番号制度と税務の今後の展望
給付付き税額控除と社会保障・税番号/森信 茂樹
社会保障・税一体改革素案について/増井 喜一郎
番号制度の民間分野での有効活用を/阿部 泰久
「社会保障・税番号制度導入に伴う税制上の対応」について/上西 左大信
【参考】
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案(マイナンバー法案)の概要および要綱