決算書には、専門用語が多く、しかも複式簿記というテクニックによって作られている。...
決算書には、専門用語が多く、しかも複式簿記というテクニックによって作られている。本書では、極力、専門的なことを省き、決算書の見方のポイントのみにしぼって解説。経理担当者必携の一冊。
主要目次
第1章 貸借対照表
1 決算書とは
2 貸借対照表と損益計算書
3 資産のトップは現預金
4 有価証券の内容
5 割った手形のゆくえ
6 売掛金は重要な資産
7 貸倒引当金とは?
8 たな卸資産は重要な資産
9 費用の前払いは資産
10 仮払金も資産?
11 減価償却は十分?
12 土地と含み
13 建設中の資産
14 無形の資産
15 投資その他の資産の正体
16 繰延資産ははたして資産?
17 無借金会社でも必ず負債は存在
18 支払手形をはじめとするさまざまな負債
19 資本金と会社の大きさ
20 資本の欠損・債務超過とは
21 隠れた借入金の存在
第2章 損益計算書と株主資本等変動計算書
1 損益計算書のしくみ
2 売上はいつ計上?
3 売上原価の計算方法
4 俗にいう経費
5 営業利益でひと区切り
6 注目される"経常利益"
7 特別損益とは
8 最後に税金を差し引く
9 利益のゆくえ
10 利益準備金の積立額
11 3つの決算書の関係
12 包括利益とは